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2023

いつも心に灯を

入れ替え戦翌日のブログ担当になりました、

4回生MGの近藤睦月です。


平素より大阪公立大学男子ラクロス部を応援いただきありがとうございます。

皆様のおかげで部員一同今シーズンも走り切ることができました。


特に昨日の入れ替え戦では現地、インスタライブ共にたくさんの方にご声援をいただき、会場全体の揺れを、昂りを感じながら試合を終えることができました。

本当にありがとうございました。

次年度もますますのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。







いつのまにかラストブログですね



私たちはコロナ直撃8月入部世代で活動が制限されていたのもあるけど、素直にあっという間の4年間でした。





ラストブログということで



4年間を語る上で欠かせない審判にどんな思いで取り組んでいたのか、少しでも伝えられたら良いなと思います。



長くなりますが最後までお付き合いください!

前半が4年間の振り返り、後半(終盤?)は感謝タイムです!笑



それではいきます!








この一年、私はチームの一員であるとともに

「関西の所有(人)物」である

と感じてきた。




他大学の練習で起きたファールプレーの議論


新規審判員の育成


1回生へのルール講習


練習試合やリーグ戦派遣




特に4年目は大学の垣根を越えた活動が盛んだったように思う




まず、快く送り出してくれたチームのみんなに

心からの感謝を



その上で




「なぜ他チームのためにそこまでやれるか?」







一つは、自分が受けた恩を返したいから。


もう一つは、目の前の熱意に応えたいから。




自分が受けた恩について




私は、学生審判の期間本当に恵まれていたと思う



2個以上上の先輩方は常に温かく、そして的確な指導をしてくださる上級者たち


1個上は永遠に追いつけないと感じるくらい私の憧れお兄さんお姉さん


1個下も3回生ながら審判に挑戦する1歩を踏み出してくれた子や2級資格を取った頑張り屋さんたちばかり





そんな中、私はたまたま同期が少ない代だった。


振り返るとこの環境が1番大きな成長要因だったと感じる。


人数が少ないおかげで、集中的にたくさんの方に育ててもらうことができ未熟ながら試合にも入れていただいた。


匙を投げだされてもおかしくないレベルから始まり、それでも根気強く見守っていただいた




この育てていただいた恩を関西に返したい


今でも未熟な自分だけどその中でも還元できるものを次の世代に残したい



関西をより良くする一翼を担いたい



これが今年の原動力だった。






じゃあなぜ私はこんなに育ててもらえたのか?










たぶん答えは、熱意がわかりやすかったから。




一目見れば分かってもらえると思うが私は足が速くない

(なんなら超遅い)


メンタルだって別にめちゃくちゃ強いわけじゃない



でも、熱意は人一倍表現していた自信がある



3回生になってから狂ったように派遣希望を出して(結果論だけど)量的な見せ方ができたし



育成してください!!!とお願いしながらなんとか試合に挑み続けたことは吸収力という点で質的な熱意の表現になっていたと思う







じゃあ、そうやって育てられた私はどんな人の育成に関わりたいと思うようになったのか






私なりの答えは





「熱意が見てとれる次の世代へ」





限られた時間の中で最大限の育成効果を出すためには優先順位が必須になる。

その優先順位の鍵を握るのが「熱意」だというのが私の結論



でも、ただ熱意があるんじゃなくて「見てとれる」っていうのが大事




このことを頭のどこかに覚えていてほしい



熱意という不可視のものを相手に伝えるためには質か量、又はその両方で他を圧倒するしかない



めちゃくちゃ練習量多いとか

1回の練習で吸収してるものの多さが伝わってくるとか




まずは量を増やしてその絶対量が保証されてる中で質を上げていくのが私が目指していたことだけど



人によってそのバランスは違って良いと思う




でも欲を言うと


量も多いし質もいい、って形に近づけば近づくほど近年の公立大ラクロス部が追い求める「一部の当たり前」に近づくはず



とにかく目の前の相手に伝わるくらい圧倒的な熱意を見せつけてほしい





今年のチームは人数が少なかった分、上を押し除けてでもスタメンに入るという気持ちは生まれにくかったと思うし


数の力が弱い分競争意識が刺激されにくかったかもしれないけど


これから一部のチームに挑むうえで


熱意、貪欲さ、あるいは野心と呼ばれるものが


少数精鋭の名の下におろそかになっていないか


たまに立ち止まって考えてみてほしい





思ってるだけじゃ見えないし

思ってるだけじゃ伝わらない

そんなん絶対もったいない




今年私が微力ながら力になりたいと思ったのは



基礎的で重要な質問や、ルールを理解することが勝ちに繋がるから判定基準を知りたい、と伝わってくるような質問を数えきれないほど送ってくれた各個人、そしてチーム



審判を今年始めたばかりでフィードバックを求めてくれる子、私と同じスパンで派遣希望を出し続けてくれる子、○○ができて嬉しい、○○ができなくて悔しい、と教えてくれる子


チームに1人も審判がいないからこのルール解説してほしいです!って連絡をくれるスタッフ



色んな形で熱意を受け取ってきた



そんな想いを向けられたらどうにか何かを還元したいと自然と思うようになった






どんなに一緒にいても目の前の人が何を考えてるかなんて誰にも分からない



行動で示さなきゃ



むずかしいって思うなら

「質」「量」どこで熱意を魅せるのか

考えてみてほしい



熱意を宝の持ち腐れにしないで

どんどんアピールしてみてほしい








自分の熱意を表現し尽くして


唯一その先にのみ


周りからの後押しが生まれると思います












最後に


昨日11月4日、関西ファイナル決勝の舞台で審判をさせていただきました。


死力を尽くしても立つことができなかったり、そもそもこの舞台を望むことすら叶わないチームがある中で


学生の私があの舞台を経験できたことは決して当たり前ではないと胸に刻んでいた分


そして


両チームハッピーエンドには絶対になり得ないとわかっていた分


4年間の努力を自分自身も出し切る気持ちで臨んだ試合でした


あの会場の高揚、選手の表情、笛が鳴った時の空気、全てが忘れられない瞬間でした


この舞台に立てるように育成していただいた皆様、そして試合を作り上げてくれた両チームにこの場を借りて最大限の感謝を伝えたいです。


ありがとうございました










ここからは、私がこんなに頑張れた理由でもある周りの方々へ感謝の気持ちを伝えさせてください



かのん、あゆ

4年間本当にありがとう

3人しかいない同期だったけど2人が支えてくれたおかげで4年間乗り切れたと思う

なんでも話せる20マネ

今までもこれからも大好きだよ



まこ、さな、はるてぃ

1回生の6月から審判育成スタートとか無茶振りばっかりだったけど一緒に頑張ってくれてありがとう

あんなに小さかった3人がどんどん難しい試合や判定に触れる中で頼もしい審判員に変わっていく姿がなによりも嬉しかったなぁ

もうちょっと上手く育成できなくてごめんね、

みんな超上手だから自信持ってください

これからのOMULAXを頼んだよ



21.22.23の後輩たち

人数が少ない20に最後までついてきてくれてありがとう

みんなのおかげで昨日の景色が見れたから感謝してもしきれません

昨日の試合で悔しくて一緒に泣いてくれた後輩、呆然とフィールドを見てた子、たくさんいたと思うけど

あの場所を忘れずに残りのラクロス生活も後悔のないように楽しんでください!




審判部のお兄様お姉様

何もできない頃から私を信じて派遣を組んでいただいたり、昇級試験前に励ましていただいたり、試合会場で声をかけていただいたり、飲みに連れてってくださったり、笑

心折れそうな時何度も支えられました

関西所属で本当に良かったです

これからもよろしくお願いします!!







4年間、こんな私を支えてくれたチームの関係者の皆様


偉大なる17.18.19の先輩方


可愛くて頼もしい21.22.23の後輩


誰よりも私のやってることを認めてくれた同期



そして遠く離れた地からいつも応援してくれていた家族


本当にありがとうございました




たぶんチームのみんなは私の姿を見て


「チームと審判、どっちが大事やねん!」って


1回は思ったことあると思う



実際、自チームを大切に思う気持ちと関西全体への働きかけ、自分のパフォーマンスを出したいという気持ちのバランスはすごくすごく悩んだ1年でした


でも、他の誰でもないみんなが1度も責めることなく応援してくれたおかげで最後まで走り切ることができました。



グレーゾーンなプレーがあるとすぐ私に「今のどう!?」って確認してくれる同期


「6on6でストーリング意識したいからむっちゃんの感覚で出してみてほしい!」と言ってくれるチーム


シーズン当初はイリーガルばかりだったのに、リーグ期は毎日(ほぼ)全員合法にクロスを調整してきて「何ミリ余裕でした?」って当たり前の顔で聞いてくれるプレーヤーたち


そんな毎日が愛おしかった


やりがいであり、宝物のような毎日だった



ラクロス部を選んで良かったです。



私はもう「大阪公立大学男子ラクロス部」の所属ではなくなるけど


その分来シーズンからは今年以上に


チームの後輩たちの活躍を


そして自分が少しでも関わった後輩審判員や


関西所属の全チームの飛躍を


心から祈っています


みんな悩むことがあったらいつでも声かけてね


ご飯でもなんでも行きましょう







次はヘルニアと闘いながら4年間ラクロスをやり続けた健輔です

健輔の根性、ちょっと引くくらい尊敬してます

引退ブログ、よろしくね!


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