まずはじめにOBOGの皆様、保護者の皆様、並びに関係者の皆様、平素より大阪公立大学男子ラクロス部をご支援いただきありがとうございます。
育担やってるが故に尋常じゃない時間をラクロスに費やしてくれてるけど、そのぶん落とした単位の数も尋常じゃないけんとからまわってきました、
と書こうとしたけど、けんとが私のことを良いように紹介してくれてたので訂正します
くまのプーさんみたいな癒しキャラでよく気が利いてマネージャーからの人気が密かに高いけんとからまわってきました、2回生MGの桐山友香です。
約1年前のウィンターのブログに対して「中身がない」と先輩から言われていた21プレイヤーたちが思いの外いいブログを書いていたので、ちょっとだけ感動しています。
私も後に続けるように頑張ります!
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2021年10月23日
2021年度リーグ戦第4戦vs近畿大学
これが私が初めて見たラクロスの試合だった。
入部宣言をしてからたった1週間後のことで、
「ゴールにボールが入ったらスコア、得点が多いほうが勝利」というルールしか知らず(誇張でもなんでもなく)、
そして「近大に勝つ」というのがどれほど凄いことなのかもわからず、
とにかくボールを目で追いかけていた。
試合終了のホイッスルがなったとき、
フィールドにいたプレイヤーたちは歓声をあげ嬉し涙を流しながらベンチに駆け寄っていった
スタンドにいたマネージャーたちも、同様に涙していた
目の前で起こってるプレーのことは全く何もわからなかったけど、
それでもたったひとつ、その光景を見たときに、とんでもなく凄いことが起こったということだけはわかった。
そして、「これがチームスポーツか」と感じたと同時に、
『男子ラクロス部を選んだのは間違いじゃなかった』
と確信した。
2021年11月27日
入替戦vs関西大学
入部して1ヶ月半経って、18の先輩たちがいかに強いかを理解した。
だからこそ、絶対に勝って一部昇格できると心の底から思っていた。
でも、負けた。
関大が試合後に胴上げをして、ボトルの水をぶちまけて、グローブを高く飛ばしているのを見たときに、悔しくて悔しくてたまらなくなった。
試合後の全体集合で、18が泣き崩れているのを見るのも辛かった。
いつもワイワイ騒ぎながらダウンをしてマネージャーに怒られているプレイヤーたちが、その日は静かに黙々とダウンしている光景があまりにも異様で、悲しかった。
でもダウンが終わって最後の集合写真を撮るときに、
今までの重たい空気が嘘かのように賑やかに写真を撮り始めて、
それを見て、なぜ自分がラクロス部に入部することを選んだのか思い出した。
部活を見学しに行ったときに
「やるときはやる、楽しむときは楽しむ」
というメリハリの良さに惹かれて、最終的に入部することを決めたけど、
そのときの様子には、私が入部する決定打になった男子ラクロス部最大の魅力が全部詰まっていた。
「自分って、ラクロス部のこういうところが好きで入部したんやった」と思い出したのと同時に、
まだ入部して1ヶ月半しか経ってないのに、
試合前は「絶対に勝ちたい」という想いを抱き、
試合後は「負けた」という事実が自分でも驚くぐらい悔しくて、
こんな感情になれるのは、18をはじめとする’21OCULAXには一部昇格という目標に向けて努力できる人ばかりがいるからだということに気づいて、
『男子ラクロス部を選んだのは間違いじゃなかった』
と、近大戦のときよりもはっきりと、確信した。
そして迎えた’22シーズン。
今シーズンの私の目標は「出来ることは全部やる」
去年の12月、18の引退式の後にこの目標を掲げてから
自分に出来ることは、それがチームの勝ちに繋がるのか明確でなくても、
とにかく全部やってきたつもりではいる
22シーズンが終わったときに「もっとやれたかもしれない」と後悔するのだけは絶対に嫌だったし、
何よりマネージャーの仕事もラクロスもラクロス部の人たちも全部好きだったから、
目標を見失わずにここまで来れたんだと思う。
基本のマネ業務は完璧にできるように頑張ったり、ユースに行ったり、教えてもらったテーピングはその日のうちに復習するように心がけたりした。
ASや主務みたいな、練習以外の時間も割かないといけないような仕事も中途半端にせずにやることができた。
試合中のマネージャーの声って意外とプレイヤーにも届いていて、その声が力になるっていうのを知ってからは、かなでさんの真似をしていっぱい声援を送るようにしてみたりもした。
そのおかげかはわからないけど、
去年まではできなかったマネージャーの仕事が、まだまだ完璧ではないしパッと気づいて動けない所もあるけど、それでも今ではだいたいはできるようになったし、
試合中ベンチにいてもスタンドにいても、OF中は「もう1点とろう」とかDF中は「大丈夫守れるよ」とか、とにかく何か叫ばないと気が済まないようになってしまった。
周りの部員から「頑張っててえらい」と言ってもらえたりもしたし、
ラクロス部外の友だちには、「マネージャーでそこまでガチで部活できるの尊敬する」と言われたりもした。
何よりも、ラクロスという競技が、ラクロス部という組織が、大好きになった。
そして、ラクロスにたくさんの時間を割いたのは他の人も同じで、
ラクロスする上で一番大事な身体をちゃんとケアできるように、月一で勉強会をしたトレーナー
プレイヤーの体感だけじゃなく、数値からも勝ちに繋げられるようにたくさん試行錯誤したAS
フィジカル面からもプレイヤーを支えるために色んな改革を行った食トレ
史上最強の世代育成のために1日何時間もグラウンドにいてラクロスしてる育担
たくさんの人から応援されるチームになるために、常に外部に情報発信してくれている広報
2級審判資格を取得した人
暇さえあればグラウンドに行ってシュー練してる人
ほかにも、練習をいつも通り行えるように知らないところで動いてくれてる人たち
「自分も頑張らないと」と思える原動力になってくれる人たちが
チームを強くするために、「一部昇格」という未踏の目標のために、ときに自己犠牲を払ってまでして努力できる人たちが
この部活にはたくさんいるんだということが、去年の入替戦のときよりもよくわかった。
だから、今期リーグ戦を終えたときの結果が自分たちの望むものであったとしても、そうでなかったとしても
たぶん今年もまた、19が引退するときには18のとき以上に
『男子ラクロス部を選んでよかった』
と思うんだと思う。
でもどうせそう思うんなら
「一部昇格できなかった”けど”、ラクロス部でよかった」
じゃなくて
「一部昇格できた”から”、ラクロス部でよかった」
っていう、
逆接を伴わない感情を抱いて今シーズンを終えたい
今年ラクロス部を選んでくれた22の18人に、「ここを選んでよかった」と思ってもらいたい
パッションの権化みたいな主将とマネージャーリーダーに嬉し涙を流して引退してもらいたい
記憶にも記録にも残るような、心の奥底が沸き立って震えるような、
一生忘れられないような、
そんな最高の瞬間をみんなで味わいたい
そういうふうに思います。
私が今期リーグ戦にかける思いはこんな感じです。
リーグ戦5試合を終えた今、昇格戦に臨めるのか、降格戦に臨むことになってしまうのか、それとも入替戦に出場できないまま終わるのか、
他のチームの試合結果にも今後を左右され全く見通しが立たない状況だけど、
それでも、
去年、あと一歩のところで届かなかった一部の舞台
今年『一部昇格』という悲願に向けて、
19をはじめとする’22OMULAXのメンバー全員が誰ひとりとして欠けることなく死ぬほど努力してきたことを、私は知っています。
だから、一部の舞台に必ず辿り着けるはず
そのために、次の同志社戦、絶対に絶対に勝って、上との入替戦に駒を進めましょう。
昇格戦で誰よりも熱くて誰よりも漢気のある赤坊主の主将を胴上げするために、
OCULAX / OMULAXを選んだことが『最高の選択だった』と、一部の舞台に辿り着いた史上最強の姿で言えるように。!!!
19プレイヤーへ。
ほんまにこの人たちは2個上なんか?と思ってしまうぐらい、すぐいらんことする人たちばっかりでしたけど、
(この文章を読んで、いつも通りであればむつきさんが「ともかのそういう発言めっちゃ好き!!w」って言ってるような気がします。たぶん。)
19プレイヤーのそういういつまでも少年な感じがだいすきです。
フレンドリーな人ばっかりで、私のことを「ともちん」とか「ともちゃん」ってあだ名で呼んでくれる人もいて
(はるさんが前に「ともちん呼びはセクハラっすよ!」って言ってたけど、全然そんなことないしむしろ嬉しいです。笑)
実は今シーズンが始まるとき、MGだけじゃなくてPLとももっと仲良くなりたくて、「いい意味でもうちょっと厚かましくなる」っていう目標も立てたんですけど、
その気さくさに甘えて厚かましくなりすぎていたような気がします、すみません。
でも、私が部活行くの嫌やなって一回も思ったことない要因の一つは、間違いなく19プレイヤーです。
次の同志社戦、いつもの何倍も熱くてカッコいいプレーで、スタンドにいる観客と20,21,22MGを、誰よりも19PLを応援してきたであろうベンチにいる19MGを、その場にいるすべての人々を、魅了してください。19プレイヤーだいすきです。^ ^
19マネへ。
中途半端な時期に一人で入部した私を気遣っていっぱい話しかけてくれてありがとうございました。
入部してから今までずっと、すごくちょっとしたことでもあり得ないぐらい褒めてもらえたから、マネージャーの仕事もこの部活も好きでい続けられているんだと思います。後輩から信頼してもらえる先輩になるためにはどうあるべきかをいちばん最初に教えてくれたのは19マネの6人です。これからは19マネから与えてもらったものを後輩に与えていけるように頑張ります。
そしてかなでさんとかりんさん。ちょうど一年前、私のことを必死でラクロス部に引き込んでくれて本当にありがとうございます。グラウンドのベンチで5分おきぐらいに「今入りたい度何パーセント??」って聞かれたのが懐かしいです。^ ^
たくさん褒めてくださって、たくさんおしゃべりしてくださって、たくさんご飯連れてってくださって、たくさんかわいがってくださって、本当にありがとうございます。引退するまでも、引退してからも、いっぱいかわいがってください!!!19マネだいすきです。
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次は、普段ちゃんとしてるのに肝心なところで「まあいけんちゃう?」とテキトーになるゆうじです!