2023年度HCを務めさせていただきました蘆原です。
入替戦前にブログを書かせていただきましたが、2023年度のリーグ戦が終わりましたのでこの場を借りてお礼をさせていただきたく、書かせていただきます。
(今年度というと、育担からウィンターもありますって言われそうなので、ひとまずリーグ戦までとさせていただきます。)
11月4日、
会場やインスタライブにて応援いただいた皆様、ありがとうございました。
外部からHCを受けているからこそ、結果を出すことを第一に毎年取り組んで参りました。
しかしながら、その応援に、結果として返せなかったことはHCとしてお詫び申し上げます。
私が関わってきた4年間で学生がOBOGの諸先輩方の作ってきた伝統を残しつつ、新たなOMULAXという組織を着々と創り上げてきたからこその近年の成果だと考えております。
私自身は、HCとして関わる際には、
学生として最後の部活動に“ラクロス“を選んだ学生の意思を尊重
卒業後に社会人として考えていく力を身につけて欲しい
という気持ちから
「学生主体」
を掲げております。
中には、「学生主体」ということに賛同を頂けない方はいるかとは思います。
しかし私の考える「学生主体」は、簡単に表すと
学生に全て任すのではなく
学生の考えを何倍にも広げる事を関わる大人(コーチやOBOG等)がすること
と考えております。
そのため、学生だけが練習やスカウティングをするのではなく、コーチも含めて同じ目標に向けてレベルを高めていかないといけないと思っています。
今年は、例年以上にコーチも含め学年関係なく意見を出し合えだからこそここまでのチームになれたと思います。
なおやさん、裕哉、龍之介、拓士
最後までチームを支えてもらって、練習に行けない分心強いメンバーでした、ありがとうございました。
樋口さん
最後全員がグラウンドに出て戦えるように準備、試合中のケア、毎年感謝しています。
ありがとうございました。
春奈と健永
全試合コーチに行かせてもらって、応援にも来てくれた
改めてありがとう
(個人的に使ってすいません)
また、さまざまなタイミングで、OBOGを中心に練習に参加していただいたことがここまで止まる事なく、組織として成長できてきた要因一つと思います。
(引き続き、学生の成長の手助けをお願いします。)
ありがとうございました。
ここからは、今年度のラストということで、
振り返りを全てしても良いのですが、
長くなるので今後を考えていくためにも重要かと思う、
入替戦(VS京大)
について簡単に書きたいと思います。
多くの方が見ていただいていた事に加え、
選手各々も反省していると思うので試合内容に関しては、ここでは書きません。
でも、あの日のOFDFそれぞれの動きはリーグ戦のどれよりも噛み合っていたしやりたいことはわかった。
選手・MG全員があの日自分に与えられた役割を果たすために、最後まで全力でやれたと思う。
だからこそ、最後の最後まで勝てると全員が思える試合になった。
だからみんなが、悔し涙を流せたし、このチームで良かったと感じられたと思う。
HCとして、
「リーグ戦2位なのになぜ入替戦で勝ちきれないのか」
に関して書かせていただきたいと思います。
個人的な意見ですので、
参考に見ていただけたらと思います。
この4年間で入替戦は2回ともリーグ2位であり、毎回公立大以外の2チームが昇格しているという、結果となっています。
理論的に考えたら、公立大がリーグ戦で勝っているのであるから昇格してもおかしくはない。
しかし、
昇格できていない。
なぜだろうか。
2年前の関大戦の後も、先日の京大戦の後も考えてきた。
環境面に関しては、
練習する時間制限があったり
そもそも自由に使えるグラウンドがなかったり
さまざまな役割を持ったMGがいなかったり
その他色々あるが、
公立大は、ラクロスに集中できる環境は準備されていると多くの大学の情報を聞くと感じる。
それでは、勝てないのはなぜだろう。
関西以外の多くの試合を見てきた中で、
なんとなく答えに近いもの
公立大に不足していることがわかった気がする。
読まれている方はどう考えているでしょうか。
(スクロールする前に考えていただいて違う意見があれば教えてください)
前半に勝っていることか
圧倒的なOFか
無失点のDFか
スカウティングが完璧か
リーグ戦中においてはこれらがあれば勝てると思う。
しかしながら、入替戦は違う。
入替戦に臨む
上位校は、残留するために
挑戦校は、昇格するために
全力でこの1戦に向けて、
スカウティング・OF・DFそれぞれ限られた日数で近づけてくる。
その分、レベルの高いチームと今までやってきている上位校の方が優位になると思う。
しかし、入替戦で勝っているチームのほとんどが
連続2得点以上をしていること
が共通点な気がする。
入替戦という多くの応援がいる中で2連続得点が、圧倒的な流れを自チームに引き寄せる
公立大が、近大や同志社大に勝った時も、連続得点した時にコーチボックスでもわかるくらい空気感が傾いたと感じた。
公立大には、どんなに遠くても見に来てくれる方々が多くいていつでもホームグラウンドにできる応援を持っている。
だからこそ、流れを掴むためにも
挑戦する側は1部のレベルで練習することや知識をつけていくことは大前提で
どうやって2得点以上取るか
連続得点する間どう守るのか
もっとゲームプランも含めた戦術作りも必要
このような経験をさせていただけたのも、あまり結果の出せない中で4年間HCをさせていただき、あの舞台に立たせていただけたからと思います。
ありがとうございます。
私自身もさらに成長できた1年となりました。
今後については、まだ決まっていませんが
また公立大に関わることとなりましたら改めてご挨拶させていただきます。
4回生に向けたは、文字ではなく言葉で伝えたいと思うので引退式の時に感謝の言葉は取っておきます。
最後に、
今年度もウインター優勝に向けて1回生も日々取り組んでいて、良い結果が出ると私も期待していますので、楽しみにしているところです。
また新チームも既に練習開始していますので、時間がある時にはグラウンドに来ていただき、ご指導いただけると幸いです。
来年度1部昇格に向けて、
悔いの残らないように練習していますので今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
〜〜完〜〜
2023年度HC 蘆原