2022年大阪公立大学男子ラクロス部のHCを務めさせていただきました、蘆原慎也です。
日頃よりOBG・保護者の皆さま並びに応援していただいております皆さまのおかげで、今シーズンも無事にリーグ戦をやり遂げることができました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今後とも男子ラクロス部をよろしくお願いします。
樋口さん、日々の選手の身体のケアだけでなく、その溢れる漢気で気持ちから高めてもらえて、コーチとして本当に助かりました。
最後の最後までみんなが戦える身体に最終戦なったことは、樋口さんとその教えを授かったマネージャーのおかげです。
コーチに就任してから、ご飯も行けてないのでまた行きましょう。
お店の方も家族で行きますね!
早速ブログを書こうと思いますが、
樋口さんと同様に
例年とは違って、最終戦に向けて私自身も書くことになるかと思っていたので、改めて何を書こうか日々悩みながら過ごしてきました。
こんな時にしかコーチとしての考えを伝える場もないと思うので、みんなに伝えていなかった気持ちを書かせて頂こうと思う。
その前に、樋口さん同様に俺をサポートしてくれたやまゆうにもこの場を借りてお礼を伝えます。
この1年間、選手をやまゆう自身いろんな想いがある中で辞めてスタッフとして裏から支えてくれた。
時には、みんなから批判も受け、「何をしたらいいのでしょうか」と俺に相談してきた日のこと覚えてる。
そんな中でも、3年間選手としてやってきたからこそ見える視点で意見してくれたことは本当に助かった。
試合の時には、毎回フライ管理面で選手から怒られて落ち込んでいたけれど、同志社戦での相手を翻弄するクリアができたのは、やまゆうのおかげ
完璧になったからこそ、
もう1試合、2人で4Q悩みながら戦いたかった
本当にありがとう!
長文になるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
“1部昇格“を目標にして新チームが始まった中で、コーチとして別の目標を掲げていた。
“必ず入替戦に臨んで1部昇格を果たす“
大阪公立大学のコーチになって3年目のシーズン
自分自身の中で今シーズンがOBGの皆さんに結果を示さないといけない大事な年と考えていた。
出身大学でもない大学のコーチとしてしかもHCをやる以上結果は必須。
だからこそ、毎年コーチの依頼は1年として各代の主将には伝えていた。
誰にも伝えていないが、昨シーズンの入替戦で負けた時、このメンバーで勝たせられないのであれば継続はやめようと考えていた。
そんな中で、18にも19にも
コーチをやってほしい
昇格させてほしい
と言われて、実際嬉しかった。
だからこそ、
絶対に入替戦に連れて行く
昇格する
そして、ブログのトップの写真を歓喜で盛り上がってる写真に替える
これを目標にしていた。
そんな中で望んだシーズン
育児とかでなかなかいけない中で、毎日の練習のビデオを見て、各個人がインスタとかであげている動画を見てコメントしたり
いけないからこそもっと関わろうという気持ちで過ごしていた。
また、いろいろな部署や選手・マネージャーから連絡もらって何度もズームしたりしたなとふと書きながら思い出しました。
どんなデータがいいかAS班とMTGしたり
来年以降どうしたらいいか話したり
急に電話してくる、かいちの相談乗ったり
・・・
そんな中でも、リーグ戦入ってから
スカウティングに関して、毎試合、こうとラインして、夜中に電話して
ライドやクリアについて話し合って
フライゾーンまで使ったクリアや確実に落とすためのライドができた。
今でも近大戦に向けて電話がかかってくるんじゃないかと思っている自分がいて、もうないなって思うと寂しく感じます。
リーグ戦を思い返すと
今シーズンの試合で印象的な試合が3試合
1戦目の阪大戦
5戦目の甲南戦
そして
最終戦の同志社戦
1戦目の阪大戦に関しては、
昇格する上で大事な初戦で、完璧にスカウティングされて何もできなかった。
試合後に、会場でもラインでも厳しいことを言ったのは、この場を借りて謝ります。
絶対に昇格を目指していたからこそ、あの時の試合に向けての準備の足りなさに試合前に気づけなかった自分に落ち度があったなと今も思います。
その後ご存知の通り神学にも大敗をし後がない中で、迎えた5試合目。
毎年相性の悪い甲南大との試合。
スカウティングもクリライも完璧、試合の入りもOFDFともに練習したことが発揮して、いつものデータだったら圧勝している展開で、
結果は0−0
今までラクロスをしてきて、初めて体感したしこの点数を見た。
試合後に、言うか悩んだ中で春奈にも後押しされて
「結果は全てコーチの責任、だからこそ最終戦同志社に負けたらコーチを辞める」
この発言をして、みんなの視線すごかったのを今も覚えている。
この当時、3回生から次年度の相談を受けている中で、試合終わってから考えると冷たい対応してしまったのは申し訳ない。
そして最終戦
勝てば入替戦に希望を残す
引き分け以下で下の入れ替え戦
こんなプレッシャーの中で、先制したことで気持ち的に余裕がでた。
けいたありがとう。
でも1Q、2Q通してこの1点以外お互い点が決まらず、
自分自身、OFDF・クリライ全てが思った通りに動いていて、あっという間に過ぎっていった時間だった。
みんなの前では、寿命が縮んだって言ったけれど
実際は、伝えたことが表現されててとても楽しい時間だった
この最終戦、あの場にいた大阪公立大に関わる全員で歓喜を分かち合えた。
これがチームとして戦う姿なんだと改めて体験することが出来た。
そして、コロナ禍で忘れていたことを思い出すいい時間だった。
もともと、交流戦で負けていたし、誰に聞いても同志社が勝つと言われた中で
1年間通じてやってきたことを全て出し切れたこと
さらに、勝てた事は今シーズンの大きな成果
コーチに行った全ての試合を、春奈と健永が見にきた中で多くの選手は、試合後に春奈から褒められることもなく叱咤激励を受けていたと思う。
健永も、試合が面白くなくて3Q以降寝ていたのはここだけの話。
そんな2人も最後の同志社戦は、熱狂してたし褒めていた。
健永も最後のエールの時拍手して叫んでいたとのこと
俺の家族だけでなく、あの日会場にいた人、ライブで見ていた人、その全ての人が惹きつけられた試合をできた
勝敗が付く学生スポーツの中で、考えてみれば学生最後の試合を勝って終われるチームはほんの一握り
入替戦がなくなって19にとって最終戦が同志社戦で、
最後に勝って、しかもシーズン最高の試合ができたことは、いろいろな後悔があるとは思うけれど、4年間の締めとしてはいい思い出になってると思う。
あの時こうすればとか、今の力があればとか
こんな考えが出るということはそれだけみんながリーグ戦を通して成長したことの表れだと思います。
だからこそ、その気持ちを後輩に伝えておいてあげてください。
その一言がさらにチームを高めていく財産になると思うので
コーチとして、19の代にいろいろなことを頼んだし組織作りの中で1番振り回したと思う
特にポジリの件は、去年無理やり通して5人には苦労かけた
当時、メニューも考え方も知識が浅かった5人が最後にはチームを引っ張る存在になってた
立場はいろいろある中で全員が最後にグラウンドに立てて喜び合えたことは、コーチとしての1年間をみんなに還元できたかなと思ってます。
みんなが作ったこのチームを次の代へ引き継がれてまた新たな歴史を作って行くと思う。
今しかできない4年間を過ごしたみんなは、これから先もどんな壁があっても乗り越えられるし、道が無ければ切り開いていけると信じてます。
これから先は、学生とコーチという関係ではなくなりますが、みんなのこれからを応援してるので何かあれば連絡してきてください。
この1年間も飲みにいけたりは出来てなかったので、落ち着いたら集まりましょう。
たくじ、前言ってた家飲みも何かの機会にやろう
やはり長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
そして、コーチとしても成長させてもらえた年になりました。関わってくださる皆様に改めてお礼申し上げます。
1年間ありがとうございました。
残すブログも3人
チームのみんなの前に立つことも多かった3人だからこそ、この1年間はいろいろ感じて成長した年になったと思う。
思う存分書き表してください。
次は、
パッションマネージャーのかなで
選手以上の声といつも前向きな発言・行動は、チームに欠かせないものであったし
マネージャーも勝つために必要な要素ということを体現してくれてたと思います。
ありがとう!
そんな気持ち溢れるブログ楽しみにしてます。
2022年度 HC 蘆原慎也