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2022

マネージャーがチームを、そして目の前の1プレイヤーを大きく動かす要因になる。私はそう信じています。



平素より大阪公立大学男子ラクロス部をご支援いただきありがとうございます。


今年度MGリーダーを務めました4回生瀬戸奏です。




あっしーさん、今年度も本当にお世話になりました。



けんと君もまだ小さくて仕事に子育てと大変な中、合間を縫って練習に足を運んでくださり、



リーグ戦を私たちと共に戦ってくださり、本当にありがとうございました。



あっしーさんがいなければチームはリーグ戦にも出場出来ないという危機的状況だったため、


今年度もコーチを引き受けてくださったこと感謝しても仕切れないし、


いつも学生目線で私達のことを見守ってくれて、そして気にかけてくださりありがとうございました。


あっしーさんがコーチだったから、私達は自分達のやりたいことをのびのびと体現でき、行き詰まった時は助けを求めることができました。



春奈さんもリーグ戦に毎回けんと君を連れて応援に来てくださり、本当にありがとうございました。


私達は蘆原家全員に支えられて今期リーグ戦乗り越えることができました。



そんな蘆原家には感謝の気持ちでいっぱいなのですが、1つだけ気がかりなことが。





去年、今年とリーグ戦のたびにどうにか距離を縮めようと歩み寄っていたのですが、




未だに目の前に行くとすんごい怖い顔でけんとくんに睨まれます。




なんか奏悪いことした?けんとくん(¬_¬)




(¬_¬)(¬_¬)(¬_¬)(¬_¬)(¬_¬)





マネリーダー怒らしたらこわいでえ





あっしーさん、ちゃんとご指導お願いします^ ^








さてさて、ブログを多分4年間で1番書かされてる気がしますが、、、



ラストブログを始めていきたいと思います。







あまりにも唐突な引退を未だに受け入れることができていません。


4年間やってきた最後がこれ。


希望が見えていたからこそどん底に突き落とされた気分で、


4年間の壮大な映画の結末がこのバッドエンドなら絶対ラクロス部には入っていなかったなと正直思います。



仕方が無いんだけど、全然私の気持ちは仕方ないの5文字で片付けられなくて、



虚しくて、不甲斐なくて、MGとして必死にやってきた4年間はなんやったんやと


もうどこにもぶつけようのない不満を自分の胸の中で押し殺しました。





ほんまにね、





正直、




マネージャーなんかなーんも楽しくなかった!!





プレイヤーにありがとうって言われるのがやり甲斐!!!プレイヤーをサポートしたい!!❤︎


なんて、一般的なマネージャーが抱く可愛い思いさらさら感じたことなくて、




ずっと自分をプレイヤーやと思いこんでマネージャーしてきました。




マネリーダーになるまではほんまにくそくそくそマネージャーで、



「なんでプレイヤーのボール拾いに部活行ってるんやろう、自分で拾いに行けよ!!」



と思ってたぐらいです。最低です。



これはほんとにあんまりいつからか正確には分からないけど、



ある練習でちえりさんがマネージャーの動きが悪すぎて、溜まりに溜まった不満を爆発させて私達を注意しながら泣いていて、


マネージャーでもこんな部活に熱意持ってやってる人おるんや、、何も考えずに部活してた自分情けなって心を動かされたり



ゆうやさんのラクロスの洗脳話を永遠と聞かされてモチベを気づいたら上げられたり、



他大マネージャーのブログを読みあさり、市大マネージャーのどうにもチームの勝因になれてるとは言い難い微妙な集団に違和感を感じ始めたり、





その他諸々に影響を受け、





選手のお手伝いさんじゃなくって、熱量滲み出る強いマネージャー組織を作りたい、作ってやる!って想いで 




私はマネリーダーに立候補しました。




「一部昇格したい」




その瞬間がどんなものなのか、したことがないからわからないけど、その漠然と凄い大きなものを達成してみたい




その願いが、面白くないマネ業を余裕で頑張れる理由でした。



選手と同じ1部員として


常にチームに、そしてプレイヤーに自分の意見を伝えてきたし、


たくじがなよなよしててなんやこいつって思ったらたくじにもズバズバ言ってきました(たくじは奏のおかげでナヨナヨメンタル鍛えられたな感謝せえ)




マネージャーやったけどそんなこと感じさせないくらい、




この1年チームの中核を担う影響力のある存在になれてたんじゃないかと我ながら思います。




ずっと心は燃えてました。




去年の入替戦を経て、今年1年特に



マネージャーが勝因になる強いマネ組織を作ろうかのんと決意して一緒に引っ張ってきて、



マネージャーのみんなにミーティングの度に声に出して面と向かってその想いを伝えてきました。




そうして気がつけば




19が入部した時余裕で飛び交ってた

練習中の部活に関係ないネガティブ発言は消え去り、



マネージャーから部活を盛り上げる声が多くなり、



自分の役職で新しいことに次々挑戦していこうとする姿勢が頻繁に見られたり、



毎回ちゃうか!?てくらい、朝練習して午後から審判派遣に向かう後輩マネが出てきたり、



アフターに残ってビデオを撮ってくれるマネージャーが増えたりと



なあなあで部活するんじゃなくて、一部昇格の勝因となるために自分に出来ることを考えて行動してくれる



誇れるマネ軍団が出来上がっていました。



パッションだけで引っ張ってきた私にみんな付いてきてくれてありがとう。








明らかに市大マネージャーは変わったとそう実感しました。







しかし




今年度リーグ戦は





初戦、2戦目とボロ負け。





神学戦の時、力の限り声出して祈っても目の前の光景は全く変わらず、次々に点を入れられていく光景を見て





マネージャーって結局何も出来へんやん、、






って思ってしまいました。だいぶ萎えました。




もうどこにも勝てる気せーへん




神学戦の後どんなモチベで部活すればええんやってなってた時、




けいたがチームの雰囲気を変えてくれました。




それを見て何で諦めてるんやろまだリーグは終わってないこんなんじゃあかんって喝を入れられたし、




ほんまにけいたがおったからチームは大きく成長し、大経戦、そのあとも勝つことができたと思う。ありがとう。





そして忘れない試合、同志社戦





ずっと言ってたセットプレーでけいたが1点目を決めてくれて、


勝てるかも!?いやこわいなぁ、、ってハラハラドキドキしてたけど、



絶対誰もが負けるやろうと思ってた試合をこのチームは勝つことができました。




プレイヤーが抱き合ってやりきった顔でこっちに向かってくる晴々しい姿を見て





マネージャーのやりがいがいまいち分からなかった私が




プレイヤーを1番そばで見てきた、マネージャーにしか分からない喜びが確実にあるなと





それがもしかしたらやりがいなのかもしれないなと





その時に、初めて感じました。





マネージャーとして選手と同じ数グランドに立ってきて、



その人が4年間どんな過程でどんな気持ちで練習してきたか1番近くでずっと見てきました。

特に19は。



4年間も数え切れないくらいグランドに立ってるねんから、プレイヤー1人1人にほんまに色んな思い入れがあって、




気づけば大きな愛情が自分の中にあって、





試合出れない分、あとは頼んだぞってゆうバトンを心の中で渡して試合のベンチに立っていました。




だから、誰よりも見たかったプレイヤーの喜んでる姿をその日は見ることができて、




あー愛おしいなあもう今死んでもいいなっておもいました。






「誰かの活躍が自分の喜びになる」






中高プレイヤーとして部活してきた私にとって、




そんな経験は初めてだったし、そんなこと思う日が来るとは思わなかったです。





その価値を知ることができたことは間違いなくプレイヤーのおかげだなと思います。


ありがとう。





同志社戦の日勝ってボトルをみんなでぶちまけた瞬間、





この瞬間に大きな価値がある、これが自分だけじゃなくて部員全員が部活を続ける理由やと






身に染みて感じました。



ほんまに、ほんまに幸せな時間やったなあ。










マネージャーにだってチームを勝たせるために出来ることは死ぬほどあるけど、


そんな綺麗事はなしで、



やっぱり最後の最後はプレイヤー次第。




「自分の4年間が最後プレイヤーの手によって左右される」




こんなにも残酷なことはないし、でもそれがマネージャーで、



そのことを知った上で、ずっとずっとマネージャーには結局何ができるんやろう、マネージャーおらんくても勝てるんちゃん



っていう葛藤の中、私は部活してきました。




きっとこの問いに答えはないし、永遠にわからんことやと思います。




けど、



「えーかなで今日ベンチ入らんの!?」のふとしたプレイヤーからの言葉が



私がグランドで叫んでた一言一言がプレイヤーの背中を押す気力になったのかもしれないと思わせてくれたし、



引退後プレイヤーから送られてきた

「最高のマネリーダーやった」「かなでがマネリーダーでよかった」の言葉が


何か自分の存在がプレイヤーに影響を与えることができたのかもしれないと私に思わせてくれました。



自己満でいい。

その言葉達は私がチームの勝因になったんだと私のこれまでの行動、言動を肯定してくれたように感じました。




マネージャーが勝つために本当に必要なんかなんてわからない。



でもチームが勝つために、マネージャーにできることを、自分にしか出来ないことを考えて考えて考えてとにかく行動し続ける。


それがチームのためになると言い聞かせる。




私はそこに大きな意味があると信じたいし、マネージャーにだってチームの勝因になれると、そう信じています。







このチームがリーグ戦を経て、めちゃくちゃ成長してきた過程を部員誰もが感じてたし、



あの猿坊主が毎朝集合前に早く来て1人でシュー練してカッコつけてたのも知ってたし、



かずまりょうすの4年間の成長を19が1番感じてた。





このチームなら近代に勝てる





って本気で思ってたからこそ





まじでどうにも変えられないこの結果が悔しい。







証明するものがただほしかった。





4年間ラクロス部に捧げたことに後悔はないけれど、




マネージャーとしてマネージャーにしか分からないやるせない感情がずっとあったから





自分のやってきたことは間違ってなかった、正しかったのだと証明してくれる





目に見える結果が、ただほしかった。






まあ何回悔やんでももう変わらないんだけどね。











はあ、、













めちゃくちゃ愛おしい4年間でした。










一部昇格には届かなかったけれど、






永遠に舐められる猿坊主の主将率いる22omulax50名が




一部昇格を目指して波瀾万丈なリーグ期を駆け抜け、




そこに大きな感動のドラマがあったことも






同志社戦の日、会場全員の心を惹きつけ沸かせる最高の試合ができたことも







火傷するくらいアッチアチの4年間を自分自身過ごせたことも







決して薄れるのことない事実です。







私学全部落ちて浪人かーって思ってたら、E判定で運良く市大に滑り込めて、




ラクロス部に入ったけど、




それは偶然じゃなくて自分に与えてくれた必然的なプレゼントだったんだと思います。








最高の4年間でした。







一緒に駆け抜けた同期が19で良かったと思える、最高のラストイヤーでした。









たくじが不調で1人で頭おかしくなってみんなに機嫌取られてるとことか




りゅうのすけがそんなに!?てくらい大袈裟すぎるほど痛がってる姿とか




円でほんまにずっとにやにやにやにやしてるかずまとか





けいたから切り取られて送られてくるゆきなのおもろい実況とか





もう1回見させてくれと思うくらい恋しいです。





ま、人はそれが恋しいと引退して気づくものなんだよね。








ラクロス部に入って


マネリーダーになってほんまに良かった。










ま、、、、でも、、







もし、次生まれ変わるとしたら




次は絶対男に生まれ変わって




ラクロス部に選手として入部して




最優秀選手賞とって全国制覇に導く、

関西から一目置かれる最強プレイヤーになりたいです!^ ^






あとは頼んだぞ、かのん。








私と関わってくれた先輩、後輩、大切な同期達





本当に、ありがとうございました。





次は今年1年1番色んな想いを抱えて部活してたであろうけいすけです。



彼が今年度が始まる時、正直に何を感じどんな想いでラストイヤーを過ごしてきたのか



私だけじゃなくて部員みんなが1番気になってるんじゃないかと思います。



今期のリーグ戦、最後は怪我でけいすけも虚しい終わり方だったかもしれないけれど、



チームで最多得点をとってプレーでチームを引っ張ってくれたけいすけの活躍が、奏はほんまに嬉しかった。





赤裸々にけいすけの本音が溢れてこぼれ落ちるくらいのブログ期待してます(圧)









2022年度 MGリーダー 瀬戸奏


WRITER:瀬戸奏
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