僕と同じきたねえ泉州弁を使う俊輔から紹介を受けました、今年度の主将を務めさせて頂きます、新4年MFの大前裕哉です。
泉州弁って普通にしてても怒ってそうに聞こえるから不便だよねぇ…。
余談はさておき、まずは平素より大阪市立大学男子ラクロス部を応援して下さる皆様、誠にありがとうございます。今年度も応援の程、宜しくお願い致します。
「チーム一人一人が勝因となり一部昇格する」
これが21シーズンのチーム目標だ。
達成した時にチーム全員で喜べない目標に意味なんてあるのか。
言い換えると、チームが試合に勝った時に一部のメンバー(主に試合にでているメンバー)しか喜ぶことがない勝ちに価値なんてない。
チームを構成しているのは一人一人の「人」であり、その全員を幸せにする様な目標を達成したい。
そして、どうせやるなら部員のみに留まらず、コーチ、OBG、保護者、大学関係者等OCULAXと関わる全ての人々を喜ばせる事ができる様な勝ち方をしたい。
一部昇格という最高の成功体験にチームみんなが主役として関わり、みんなの人生にとって市大ラクロス部がかけがえのない存在になってほしい。
「ラクロス」から人生を豊かに。
そんな想いから21シーズンの目標を創り上げた。
一部校との入れ替え戦で、勝利を告げる試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、21OCULAXに関わる全ての人々が感動の渦に包まれる。そこにボックスメンバーやスタンドメンバーなんていう区別はない。全てが一体となって勝利の感動を共有している。
スタンド、ボックスから一斉にフィールドへと人が押し寄せ一つの輪となる。
感極まって抱き合いながら嬉し涙を流してる奴もいれば、馬鹿みたいに飛び跳ねながらはしゃいでる奴もいる。それを横目にスカしながらも内心ではガッツポーズしてる奴もいそうだ。
俊輔は絶対泣いてると思うし、それをみて多分自分も泣いてる。かやなは18サマーに来られなかったから初めての光景に少し驚いた表情かもしれない。
そしてしもは何かしらのMVP獲ってる。
19や20の下級生達の中には、歓喜の輪に入って喜びを噛み締めながらも、「今度は自分達の代でもっと大きな感動を味わってやる。」なんて野心が芽生える奴も現れるかもしれない。
想像するだけでわくわくするし、胸が熱くなる。
想像するだけで気分が落ち込んでいる日も自然とやる気が湧いて頑張ろうと思える。
これが最後の学生生活、ラストイヤーにして成し遂げたい俺の夢、やりたいこと。
みんなはこの1年間どうしたい?
ラクロスを通じてどうなりたい?
ラクロスをやり抜いた先にどんな感情と出会いたい?
是非一度考えてみて欲しい。
考えてみて何か見つかれば、それを俺と一緒に1年間本気で追いかけて欲しい。
考えてもわからなければ、いつか見つかるときに備えて日々を全力で過ごすのでも良い。
21OCULAXみんながそれぞれやりたい事や理想の姿があり、それぞれがそれに向かって本気で努力する。
そんなチームって最高じゃないか。
目に見える結果は最高でも一部昇格だけど、そんなチームはきっと関西一でも日本一でも楽しい組織だと思う。
主将として、みんなが自分自身と本気で向き合えるような環境を創っていきたい。
主将/MF #49 大前 裕哉