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2021

楽しくない

ブラック研究室所属のしんちゃんから紹介されました、ホワイト研究室所属のひとみです。


愛しい酵母ちゃんを日々育てています。




昨日は試合お疲れ様でした。遠くまで足を運んで頂いた保護者、OBGの皆様、誠にありがとうございました。また、インスタライブ等で応援していただいた皆様にも、心より感謝申し上げます。


皆様の応援のおかげで無事に勝利する事ができました。次の入替戦に向けて頑張っていきますので、変わらぬご声援の程よろしくお願いいたします。




さて、今日はオフの日です。部員の皆はいかがお過ごしでしょうか。私はせっかく休みにブログリレーが回ってきたのだから、自分のラクロス人生をゆっくり振り返りながら書いていこうと思います。







4年間のラクロス人生の中で特に心に残ってるのは、やはり審判のことです。






審判を始めようと思ったのは、17マネ2人がとてもカッコよかったから。ゼブラ服を着て堂々とフィールドを駆け回る姿に、強く憧れたことを覚えています。






最初の審判試験に受かったのはあまねと私。鹿島で初めて試合を吹いて、めちゃくちゃビビってたけど2人で励まし合いながら頑張りました。怖さはありつつも楽しく、また、面白くもありました。





鹿島が終わった頃、あまねが審判をやめました。



「あまね審判向いてなかったわ?」と言って。





今思えば私もこのタイミングで辞めとくべきだったのかもしれません。なぜならあまねより私の方が絶対に審判に向いてないからです。


人前で喋るのが苦手、メンタルがお豆腐、体力が全然ないという、審判に必要な素質を何ひとつ持ってない私が向いてるはずもありませんでした。





しかしその頃の私はやる気に満ち溢れていて、あまねの分まで頑張るぞ!!と、意気込んでいました。これが地獄の始まりです。





部活が辛くなり出したのは2回生の後期。プレイヤーに怒られる回数が徐々に増えてきた頃です。審判の伸び代が無くずっとオドオドしてる私にプレイヤーがイラつくのも無理はありません。





しかし、今まで親からも先生からも怒られずに育った私は、怒られることに耐性がついておらず、とても傷ついてしまいました。






それが積み重なって、自分のジャッジに自信が持てなくなり、さらには自分の全てが否定されている気持ちになって、やがて部活に行くのが怖くなりました。







「もう審判を辞めてしまいたい」







頭にはその考えばかりが浮かんでいました。でも私が辞めれば下の子に迷惑がかかってしまう。逃げ出したい気持ちと責任感の間でずっと揺れていました。





「審判が好き、楽しい」という気持ちが自分の中から消えていき、恐怖へと変わってしまった事がとても悲しかったです。






そんな日々に限界がきて、ある朝練の日、ついに更衣室から一歩も動けずに泣き出してしまいました。


20歳そこそこの大人が情けない話ですね。







もうそこからは練習でも審判に入れませんでした。部活に行くだけで精一杯。






そんな私を助けてくれたのがかやなです。



審判から逃げた私の代わりに、かやなが審判を始めてくれました。また、それが私が審判を再開するきっかけにもなりました。






かやなが頑張ってくれてるんだから、私ももう一度頑張ろう。そう思えるようになりました。同期がいるというのはとても心強いです。







しかし2回生ではリーグ戦の審判派遣がなかなか通らず、3回生は授業が忙しくなり派遣を出せず、経験を積めないままあっという間に4回生になってしまいました。





17の2人からしっかり教えて頂いたおかげで知識はあるものの、実戦で全く活かせないという、なんとも頼りない審判リーダーが爆誕しました。



こんなリーダーで、後輩には申し訳ない気持ちでいっぱいです。また、練習中や試合中、私の頼りないジャッジのせいでさぞプレイヤーをイラつかせてしまった事でしょう。この場を借りて謝罪させていただきます。申し訳ありませんでした。





という風に、審判の思い出の9割くらいは辛い出来事ばかりです。正直今はもう審判を楽しいとは思えません。義務感と責任感のみでここまで続けてきました。





途中で辞めておけば辛い思いをせずに済んだかもしれませんが、それでも私は最後まで続けてて良かったと思っています。





辛い事を乗り越えられたのは、間違いなく皆の支えがあってのものです。ありがとうございました。







長くなりましたが、最後に後輩たちへ。






審判は、他のマネージャー業と比べても傷つくことが多い役職です。自分の無力さに気付かされ、プレイヤーに暴言を吐かれた事もあったと思います。




それでもここまで踏ん張って続けてくれて、本当にありがとうございます。皆には、「審判が楽しい」という気持ちを最後まで忘れてほしくありません。後輩たちのこれからの審判活動が、実りのあるものになる事を切に願っています。







最後まで読んでいただきありがとうございました。ラストブログリレーを書いていて、懐かしい記憶が蘇ってきて楽しかったです。




次はやすとです。


彼は試合前に必ずやよい軒のからあげ定食を食べるそうです。良い試合前ルーティンですね。


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