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2020

物事に取り掛かるべき一番早い時間は、あなたが遅かったと感じた瞬間である


よく見るとイケメンなのに圧倒的お笑い担当のやくさんから紹介されました、4回MGのまことです!


ポセイドンってよく分からないけどなんか強そうなのでお褒めの言葉と受け取っておきます笑



ついに最後のブログを書く時が来てしまいました....


何を書くか迷ったのですが、建前ではなくあえて正直な気持ちを綴っていきたいと思います。

長くなりますがお付き合い頂けると嬉しいです。



私がラクロス部に入部したのは、先輩がおもしろくて、マネージャーの仕事が幅広くやりがいがありそうだったからです。そこまではアメフトのMGも変わりませんでしたが、最後はモデルマッチを見て、ラクロスという競技のスピード感に魅了され入部を決めました。



一回生のときは、日々の仕事を覚えるのに精一杯で、とにかく黙ってやるべきことをこなしていました。その年のリーグ戦、チームは二部から三部に降格しました。日が沈んで暗くなった市大の陸上競技場で、泣きながら土下座する当時のキャプテンの姿は、今でも鮮烈に記憶に残っています。とても心が重たくて、こんな思いはもう二度としたくないと感じました。



二回生のときは、マネリーダーのまみさんやトレーナーのりょうさんのように、プレーヤーから信頼される人になりたいと思い、テーピングや日々のマネ業を頑張りました。ひろきさん率いる当時のチームは無敗で二部昇格を決め、ほんとに良いチームだったんだな、と実感させられました。しかし自分はといえば、「きちんと仕事してる」「真面目」など一見良いことばかり書かれているように見える他己分析のコメントの中に、私にしかできない具体的な仕事が書かれていないことに気づき、自分の存在意義について考え悩んだ時期でもありました。



三回生になり、次期トレーナーリーダーとして、当時のトレーナーリーダーのひとみさんが進める改革を一生懸命支えました。自ら考えて動けることも増えて、正直自分自身を過大評価していました。そんな中、同期の幹部と、以前から問題視されていたBチームについて話す機会がありました。やる気の無い(やる気の見えない)選手はスタッフへ転向させるか退部させるかどちらかにしようという話が出て、私は「もっとやれることがある、あきらめたらあかん」と反対しました。そのとき、「じゃあまことは今までBに対して何をしたん?」と聞かれ、


私は何も答えられませんでした。雷が落ちたような衝撃でした。チームのために頑張れてる、よく動けてると思っていた自分が、実は「やるべきことをやっているだけ」の人間だと思い知らされました。



そこからは練習中に積極的に声を出すことを始めました。それまでの市大の練習は、怒鳴り声でミスを責めることが多く、それでは技術的に発展途上のBにとってしんどい練習にしかならないと思ったからです。声を出すことに関しては元々恥じらいのないタイプなので、「ナイショー!」や「ナイスグラボー!」などとにかく褒める声を出しまくりました。周りの人がそれを真似しはじめたとき、初めて自分らしさを見つけたような気がしました。今思えばここが自分のピークだったと思います。



しばらくして、就活を本格的に意識し始めた三回生の冬ごろ、新型コロナウイルスの影響が出始めました。そしてついに練習ができなくなりました。就活も思うようにいかず、極めつけにリーグがなくなりました。




私は今まで本気で一部昇格を夢見て頑張ってきました。誰かが無理だと言っても私は信じていました。しかしそれに挑戦することもできなくなってしまいました。


特別大会があるのはとてもありがたいことだけれど、やっぱりリーグとは全然違います。


昇格も降格もない、ただ勝ち負けがつくだけの試合。大声で応援することすらできない。


他大学の4回生が引退したり、17の中でも進退についてもめたりしましたが、それも仕方がないことなのではないかと思います。



こんな未来が来るとは想像もしていませんでした。



長々と自分語りをしましたが、この文章を通して後輩のみんなに伝えたいのは、毎回の練習、今この瞬間を大事にしてほしいということです。


このブログの長いタイトルである、


「物事に取り掛かるべき一番早い時間は、あなたが遅かったと感じた瞬間である」


という言葉は、ハーバード大学にある落書きのひとつだそうです。


この言葉の通り、何をやるにも「今」が1番早いのです。来年、リーグ戦が通常通り開催されるとして、今やるべきことを今日は100%できましたか。



私たちが今年、目標にすることすらできなかった「一部昇格」を、チーム全員が本気で目指すことができれば、18をはじめとする後輩のみんななら必ず達成できると信じています。


だから、今この瞬間に動けることを、自分で考えて、実行に移してみてください。チームに何かが足りないと思うなら、真っ先に自分自身が変わってみてください。



私に今できることはというと、特別大会で全勝するために全力を尽くすことだと思っています。

声を出して盛り上げること、プレーヤーが怪我をしないようにダウンを徹底させること、後輩マネをもっともっと出来マネにすることなどなど。





17のみんな、残りのわずかな時間、一緒に頑張ろう。






最後に、保護者の皆様、OBさんをはじめ、チームを支えてくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。




長くなりすぎましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。




次は、経済学部や商学部を抑え、お金に詳しいランキング堂々第1位のともやです。


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