まず初めにOBOGの皆様、保護者の皆様、並びに関係者の皆様、平素より大阪公立大学男子ラクロス部をご支援いただきありがとうございます。
ゆきなから紹介されました、りょうやです。
練習でも試合でも自分にばかりショットが当たります。もうここまで来ると、ゆきなが言うように自分が吸い寄せてるのかもしれません。
これがラストブログになりますが、りょーすがブログで書いてたように、絶賛体調崩しているので、伝わりづらいところがあるかもしれませんが、温かい目でご覧ください。
1回生から続けてきたラクロスも、気づけばあと1試合できるかどうかのところまで来てしまった。
これまで数々の試合に出てきたが、その中でも忘れることのできない試合がある。
それはウィンターの神戸大学との試合だ。
決勝トーナメント進出が懸かった大事な試合。
負ければ1回生だけでの最後の試合になる。
先制し、リードして迎えた後半
自分は必要のないファウルを犯した。
そのせいで逆転され、予選敗退が決まった。
やってしまった。
事の重大さに気づいたときには涙が止まらなかった。
これほど悔しくて泣いたのはいつ振りだろう。
もう二度とこんな経験したくないし、次は絶対勝って泣きたい。
この思いが原動力となり、何があってもこのチームで勝つためにラクロスを頑張ろうと決めた。
その思いのまま迎えた3回生
途中出場がほとんどだったが、リーグ戦を経験させてもらった。
入れ替え戦 vs 関大
負けた。
もちろん悔しかった。
でも悔しいのに涙は出なかった。
理由は明白だった。
なぜなら試合に出ていただけだったから。
起用法がどうとかではない、圧倒的な力不足。
これだけが足りないとかそういう次元ではなく、全てが足りなかった。
そして迎えた最後の1年
自分たちがやるしかない、19全員がチームを引っ張らないといけない。
そこで、改めて自分を見つめ直すと、到底そんな存在にはなれてない。
「飛び抜けるものがない」
これは色んな先輩に言われてきた。
基礎はできてるけど、突出したものが自分にはない。
声は小さいし、足は遅いし、何回も怪我するし
自分のマイナスな部分はいくらでも出てくるけど、プラスの部分は思いつかない。
取り柄がある人は羨ましい。
こうは1on1、クリア、統率力、どこを切り取っても2部トップレベル
かずまはオフェンスを弾き飛ばすほどの強烈な1on1
りゅうのすけはGB、チェイス、要所で見せるパスカット
19のロング陣だけ見ても、これだけ各々取り柄があるのに、自分には何も無い。
それを探しながらの1年になった。
結局同志社戦を迎えるまで胸を張れるものは見つけられなかった。でも、みんなが口を揃えて言ってくれることが、自分の取り柄なのかなと思えるようになった。
それは
体を張ること
もっと端的に言うと、
ショットに当たること
これなら勝利に貢献できると思った。
みんなが言ってくれるので、これに関しては自信を持つことができた。
体を張る上で必要なのは、
・ショットコースを瞬時に読み取ること
・怖がらないこと
この2つだけ。
前者は、経験と感覚の両方から確実にショットコースに入れる。
後者は、2部にたくじ以上のショットはないので、全く怖くない。
ゴーリーの仕事だろうと思われるかもしれないが、DFが当たれば確実に失点を防いでGBに持ち込めるし、フラッグが飛べば逆にこっちに流れを持ってこれる。
迎えた同志社戦
勝てば上入れ替えに望みを繋げる重要な一戦。
結果は5-2で公立大の勝ち
めちゃくちゃ嬉しかった。
このチームで勝てたことが何より嬉しかった。
自分は初めて1試合で2回もショットに当たり、その内1回はフラッグを飛ばせた。
どんな形であれ勝利に貢献できて良かった。
結局、取り柄は本当に人それぞれだと思う。
取り柄がある人は、それを迷わず伸ばせばいいし、ないと思っている人は、仲間の声を頼りに見つけていって欲しい。
まあ後輩たちは個性強いやつばっかなので、心配してないですが、もし悩んでいれば、参考にして欲しい。
最後に自分が言えるのは、
相手が強いとか、失敗したらとか気にせず、何事にも恐れない強い気持ちを持って、全力で来年のリーグ戦を戦い抜いてくれ。
以上。
明日は運命の同志社vs神戸学院
自分たちは祈ることしかできませんが、入れ替え戦に出場できると信じて、明日を迎えようと思います。
この辺りでブログを終え、しっかりと体調回復に努めます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次は、最近だる絡みが増えてきた、むねりんです。