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2023

目指す場所

初めにOBOGの皆様、保護者の皆様、並びに関係者の皆様

平素より大阪公立大学男子ラクロス部をご支援いただきありがとうございます。




しょうごから紹介を受けました、4回生真田大輝です


部活の朝は本当に眠いです


そんな中、毎日のようにしてくるしょうごのダル絡み



正直かなりだるかったです


ダル絡みに対応できるほど朝は気力ないんでやめてください



最後なんで自分の今までを振り返るのと同時に4年間を通してみんなに伝えたいことを書いたので長いです

なので長かったら前後半で区切ってるので読みたいところだけ読んでもらえたらと思います






前半始めます

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自分の性格で特徴を挙げるなら、






「自分のことをあまり話さない」


「自分を出さない(主張をしない)」




このことは自分でもよくわかってるし、周りからも散々言われてきた



「もっと自分出せよ」


「何考えてるんかわからん」


「おとなしすぎる」



自分でもこの性格は直したかった、特にスポーツにおいては



ただ結局最後までこの性格が変わることはなかった



この性格があるということを頭の片隅にでも置いときながらこれから書く内容を読んでいってほしい






「ラクロス」という言葉に出会ったのは大学ではなく、高校3年生のとき


先生が雑談で何気なく放った「ラクロス観に行ったことあるんやけど面白かったで」


これがラクロスに少し興味を持ったきっかけ



練習を見学しにいくと、、


雰囲気良かったし、チームスポーツもう一回したかったし、スタートラインがみんな一緒っていうところに魅力を感じた



ただ、お金がかかる


正直かなり迷ったし、やめとこうかなとも思った



でも、新歓pvや海外スーパープレイ動画を見て憧れを抱いて入部することを決意した


これが始まり




1回生


練習が8月から始まったと思ったら今みたいにアフターができるわけでもないし、練習時間だって限られていた


ときには対人練習すら禁止になるときも

パスとシュー練だけのメニューの日々


またときには何週間か活動を自粛する期間だってあった


大会だってもちろんない

サマーやウィンターはない、あったのは3月の新人戦のみ


1回生の自分にとってはラクロスを全然知らなかったし、どうすればいいかわからなかった


ただとりあえず1日1日を過ごしてた(今となっては後悔)



2回生


FOerとしてリーグ戦に出さしてもらえる機会が多かった年


ときにはSDF、数回OFもさせてもらえた年


練習の6on6でセカンドセットとして出ることが多かったけど、フィールド上で特に何も主張することもなく流れに身を任せていた


そのあとの反省だって何も言わない


(先輩が言ってることが正しい)


(変なこと言って変な空気にしたくない)


周りの様子を伺いながらそんなことを思い、過ごしていた



3回生


OFリーダーになり、OFをまとめる存在としてフィールド外ではそれなりに意見も出したし、提案とかもしたりした


ただ、フィールド内では余計周りを見るようになってしまった



周りを意識して、先輩がいる分、自分でポゼッション失って迷惑かけたくないから、



勝負どころやのに(チェイシューにしとこう)

1on1強くいくところなのに(展開しよう)


こう思い続け、周りをつなぐ中継役として立ち回っていた



いつしか、



攻めるってどうするんやっけ?


1on1強くかけるって?


ショット打っていいタイミングって?



自分にとって「点を取る」というビジョンが見えなくなっていた、わからなくなった



4回生


最後の年になっても自分の得点パターンはわからなかった




裏で攻めんのがいいのか、上で攻めんのがいいのか


自分が打ちたいショットってどんな感じやっけ?



途中で「左」を強みにしようと思ったけど、時期が遅すぎた




3回のときの意識が残って、ホットを出させて崩してパスみたいに、パス探すことが多くなっていた




動画見てもあそこもっと攻めればよかったって思うシーンがたくさんあり、だいたいそのときはパス探してる



逆にエゴるべきじゃなくて、パス出さなあかんときにエゴってしまう



だから潰されたりして、リーグ戦のときみたいに迷惑をかけてしまうことになった






周りばっか意識しすぎてた


悪いことじゃないと思うけど、その分自分を見失っていた





ここで、言いたいことは2つ





「上回、下回生に関わらず言いたいことはちゃんと主張していくこと」



特に下回生


未熟なうちから発信していくことは本当に大事


先輩たちがいなくなってからでは遅いから今のうちからしていこう



あとは、

「自分のプレースタイルを見つけること」


自分が


シューターなのか

どこで1on1を得意とするのか

キレるダッジをするのかスピードあるダッジをするのか

どこでショットを打ちたいのか



複数あってもいいけど、何も考えずに中途半端にプレーしてると後になって自分が何をしたいのかがわからなくなる



だからこそ、得意なプレー、場所などを見つけていってほしい





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続いて後半いきます










部活をやっていく上で考えること、









「何のために続けるのか?」







多くの人が考えたり、悩んだりする大きな問いだと思う




これまで、これから、もしかしたら今、こう悩む人がいるかもしれない






1部昇格のため



リーグ戦活躍するため



ショット決めるため



友達おるから



なんとなく







みんな想いは様々だと思う






結論この問いに答えはないし、出すつもりもない





答えは人それぞれ








練習前にシュー練して、練習後もシュー練して

ときには2限終わるまでアホみたいにやってた




そんなことを続けてた




1試合で5〜6本打って1〜2本くらいしか入らないようなショットを


打つ機会すらないかもしれないショットを



何百本も打つ




他人からはアホなんちゃうと思われるだろう




自分でもこんなに何やってんねんやろって思うときもあった






でもたかがその1本がゴールに入るだけで、




めっちゃ嬉しいし、

周りの人が喜んでくれるし、

もしかしたら勝敗を決める点やったかもしらんし、

入替戦行けるかどうかの1点かもしらんし、

1部に上がれた1点かもしらん




たまたまの1点でも嬉しいけど、やっぱ続けてきた人にしかわからん喜びだってあるし、そっちの1点の方が絶対嬉しいと思う




そんなことを考えると続けることはあまり苦には感じなかった





とはいえ、成功するとも限らない





その喜びが味わえない可能性だって十分ある











自分にとっては後者だった





最後は叶わなかった





なんなら自分にとってあれは一番最低な試合やったかもしれない





でもラクロスを続けてきたこと、練習を続けてきたことに後悔はしなかった





「やらん失敗」より「やった失敗」の方が絶対いい






もちろん結果出せないことはめっちゃ悔しい






でも1試合の勝利のためにラクロス続けてきたこと、1本のショットのために練習続けてきたことって、結果とは別になにか大事なものが得られた気がする





これがどういうものなのかは表現できないけど






だからラクロスをやってきたこと自体損したとは思わなかった






続けてきて本当によかった
















みんなは今、部活のことどう思ってるやろうか







入替戦終わって、代替わりもして、やる気に満ち溢れてる人もおると思うし、その逆の人もおるかもしらん






どう思ってもらってもいいけど、もし辞めたいって考えになったとき言いたいのは、







部活は続けるべきやと思う





なんなら続けてほしい





どんなにやる気が起きなくても、辞めたいと少し思うときがあっても、続ける理由が「何か」あるのなら、それがたとえ小さいものでも俺は続けるべきやと思う






いつか何かがきっかけでその小さいのが大きくて大事なものになると思うから






それがどのタイミングでくるかはわからんけど





自分はそのきっかけが2回生のときの入替戦だった






部活を続けること、最後までやり切ることは、技術を上げる、本気で取り組むということとは別で大事









やけど、









リーグ戦の6試合、入替戦の1試合の計7試合






みんなは1年を、何百日を、






この1試合1試合60分にすべてをかけるために過ごしてる









パス1つ


ショット1本


セーブ1つ


FO1回


ボールダウン1つ








部活を続けるにしてもたった「1」という数字に「100」以上のことが必要って考えるなら、



ただとりあえず100やるより



本気で100やった方がよくない?







とはいえ、毎日本気で続けることも難しい、やる気がなくなるときもある、部活いやだなってときもあるけど、そんなときに






足元ばかり見ててもやっぱ悪いことばっかりやから






そういうときこそ、前を向いてほしいし、チームに頼ってほしい




そうしたら自分にとってラクロスを続ける意味や、目指すべき場所が見えてくると思う






それでも本当に何も見えずに、ラクロスを何のためにやっているのかが「何もない」ってなったときはやめるときなのかなって思う


こんなこと言ったらあかんかもしらんけど














でも、みんなは1年、2年、3年とラクロスやり続けてきた






どんな想いで続けてきたかは本当の部分はわからないけど、それだけ続けるのは何かがあってこそだと思うから、その続ける「何か」を大事にしてほしい








自分の勝手な価値観やけど、4年間ラクロスをして引退して思ったことです






辛いときに1人でも何か変わるきっかけになってくれたらいいかなって思います








最後に、


23へ

2回生の時期は、ラクロス人生の中で1つ大事なところやと思う。リーグ戦に出る人も中にはいるし、逆に出れない人だっている。他に試合があるかって言われたら、サマーやウィンターのような23を中心とした試合はないと思う。だからこそ、やる気がなくなって、目指す場所を迷う時期やと思う。でも、この1年試合に出れなくてもラクロスに対する熱意を失わなければ3.4回生になったとき爆発的に成長する。やから辛い1年になる人もおるかもやけど、頑張りや。


22へ

みんなも上回生という立場になって、周りも見なあかんし、引っ張っていかなあかんくなると思う。いろいろ考えることも多くなって、責任感も増えるけど、あんまり悩まずに過ごしていってほしい。とはいえ4回生もおるから頼りたいときは頼ったらいい。しんどいこと多くなるけど、逆にPLもMGもほんまに中心になる分、自由度も増すし、技術的にも成長できて楽しい時期にもなるはずやから、それ楽しみにして1年頑張ってください。


21へ

とりあえずラストイヤー後悔はしてほしくないけど、どうなるかはわからん。でもここまで来たら最後まで頑張ってくれ。3回生にポジリとか重要な役職を任せて、下が中心になる感じはあると思う。でもその中でも4回の役目の1つとして正しいことは正しいと、間違ってることは間違ってると言ってあげることやと思う。プレー面でも運営面でも。常に優しすぎてもあかんから、ときには厳しく言ってあげなあかんし、その中でみんなの支えになって、頼りになる21であってほしい。コロナで大変な時期もあったけど、ここまで残ってくれたみんななら最後に最高な結果を残してくれると期待してる。残り1年あっという間やから、ラクロス楽しんで。







チームであることの良さは、みんな同じ方向を向いているからこそ、助け合えることやと思う




新チームとして最初はみんなの気持ちが揃わないこととかあって大変やとは思うけど、みんなそれぞれの気持ちをぶつけ合って目指すべき場所が同じになったとき




チームとしても、個人としても、本当に良いものになる




そんなチームになって、来年最高の舞台で最高の勝利を期待しています




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次はちひろです!




彼とは先輩を除くと一番初めに出会ったラクロッサーです。今思うと懐かしい。

あのときは浪人してるから、めっちゃ話にくかったけど、今となれば後輩からネタにされるような存在に、、なにがあったんでしょうね




ちひろのラストブログ、この1年いろいろあった分どんな想いを語ってくれるのか気になります!



             

                  4回生 真田大輝

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